LINEで気軽にご相談できます →
偲墓 — 故人を偲ぶ途切れない供養のカタチ

コラム

永代供養でも檀家になるの?檀家制度も詳しく知りたい!

読了約7分

現代のライフスタイルにマッチした供養の方法として、近年注目を集めている永代供養ですが、詳細を調べていると「檀家」という言葉がよく出てきます。 檀家とは、特定の寺院に所属する家をあらわす言葉です。日本では古くから、お墓を購入する際には、そのお墓を管理する寺院の檀家になることが一般的とされてきました。

目次+
  1. 01永代供養について
  2. 02檀家について
  3. 檀家制度とは?
  4. 入檀・離檀とは?
  5. 檀家になるメリットとデメリット
  6. 檀家制度の今について
  7. 07檀家として永代供養をする場合
  8. 檀信徒契約を結ぶ
  9. 檀家の永代供養料の相場
  10. 10永代供養と檀家の関わりについて
  11. 永代供養では入檀が求められない理由
  12. 寺院によって異なる事情
  13. 霊園によって異なる事情
  14. 14「墓檀家」という新しい仕組み
  15. 15まとめ

永代供養について調べていると「檀家」という言葉をよく目にします。檀家とは、特定の寺院に所属する家をあらわす言葉です。日本では古くから、お墓を建てる際にはその寺院の檀家になることが一般的とされてきました。

一代限りの供養をお願いすることが多い永代供養でも、檀家になる必要はあるのでしょうか。そもそも檀家とはどういうものなのか、基本を知っておきたいところです。

この記事では、永代供養と檀家の関わりについて順にご説明します。

永代供養について

永代供養とは、ご遺骨の供養・お墓の維持管理までを寺院や霊園に任せられる埋葬方法です。

お墓はもともと子や孫へ受け継いでいくものでしたが、核家族化が進む現代では承継について悩む方が増えています。永代供養は、そうした悩みに寄り添う比較的新しい供養の形です。

檀家について

ここからは檀家制度の概要をお伝えします。

檀家制度とは?

檀家制度とは、江戸時代に発祥した、寺院と家の結びつきを示す制度です。

キリスト教を禁じた江戸幕府は、キリシタン禁制の一環として、各家が寺院に所属することを求めました。特定の寺院に所属する家を「檀家」、所属先の寺院を「菩提寺」と呼びます。

檀家はお布施などで菩提寺を経済的に支え、菩提寺は檀家のお墓の管理・供養、葬式や法要全般を引き受けます。

入檀・離檀とは?

入檀とは、寺院墓地にお墓を設け、檀家に入ることです。

離檀とは、お墓を別の場所に移し、檀家から離れることです。

費用と手続きの一般的な目安は以下のとおりです。なお入檀・離檀の詳細は寺院の格や地域性により変わります。相場はあくまで目安として、実際の金額や手続きは必ず寺院・霊園にご確認ください。

入檀

入檀料:10万〜30万円
位牌堂の費用:10万円程度

檀家契約書や墓地契約書など、寺院が用意する書類に記入します。

離檀

離檀料5万〜20万円程度

お墓を別の場所に移すため、自治体が発行する「改葬許可証」が必要です。

檀家になるメリットとデメリット

檀家になることの一般的なメリット・デメリットをご紹介します。こちらも寺院の格や地域性により異なるため、事前の確認が大切です。

メリット

  • 繁忙期でも法要などを優先してもらえる場合が多い
  • わからないことや不安をご住職に相談できる
  • 突然の不幸の際も、菩提寺に一通りの作業を任せられる
  • お墓の管理をはじめ、手厚い供養が受けられる
  • 地方での法要も依頼できる

デメリット

  • 入檀・離檀いずれにも費用がかかる
  • 寺院の修繕や改修の際に寄付を求められる場合がある
  • 境内や墓地の清掃奉仕活動を求められる場合がある

檀家制度の今について

江戸時代に始まった檀家制度は、長らく普遍的な制度として受け継がれてきました。

しかし故郷を離れて暮らすご家族が増えた今、世襲制でもある檀家制度の存続は難しくなっています。お墓を継ぐ方がいない場合に、寺院・霊園が永代にわたって供養と管理を引き受けてくれる永代供養へ切り替える方が増えています。

最近では檀家制度とは別に永代供養を新たに設ける寺院も少なくありません。お墓の後継者問題でお悩みの方、子や孫に負担をかけたくないとお考えの方は、菩提寺に相談してみるとよいでしょう。

檀家として永代供養をする場合

永代供養を依頼する際、檀信徒契約を条件とする寺院・霊園もあります。ここでは檀家として永代供養をする場合の要点をご説明します。

檀信徒契約を結ぶ

檀家になるには「檀信徒契約」を取り交わします。契約書は寺院・霊園が用意しますので、内容にしっかり目を通しましょう。入檀すると、葬儀や法要は菩提寺に頼むことが原則となります。

檀家の永代供養料の相場

既に檀家のご家庭が永代供養に切り替える場合、10万円で済むところもあれば、100万円以上を納める寺院もあります。寺院ごとに永代供養料は大きく異なるため、事前の話し合いが欠かせません。

永代供養と檀家の関わりについて

永代供養をお願いする場合、檀家に入らなくて済むケースがほとんどです。ただし寺院・霊園によって考え方が異なります。主な理由をご説明します。

永代供養では入檀が求められない理由

永代供養は基本的に承継者を必要としないため、子々孫々の結びつきを重視する檀家制度との親和性は低くなります。一代限りの供養が多いため、入檀の必要性は希薄です。墓石を設けない合祀の場合はなおさらです。

寺院によって異なる事情

多くの永代供養では入檀を求めませんが、従来どおりの供養やお墓の管理を頼むなら檀家になることが条件、という寺院もあります。

一方で、核家族化の進行により、先祖代々のお墓から永代供養墓へ移る方は少なくありません。僧侶を呼ばない葬儀も行われ、檀家離れ・寺離れは加速しています。

こうした状況を受け、従来の檀家制度にとらわれず、宗教・宗派・国籍を不問とする新しい管理体制を整える寺院も増えてきました。

霊園によって異なる事情

檀家制度は、基本的に寺院が管理・維持する寺院墓地に見られる制度です。運営母体が自治体や民間の霊園には、通常ありません。ただし寺院が運営する霊園では、檀家になることが条件となっている場合もあります。

「墓檀家」という新しい仕組み

墓檀家制度とは、開眼法要や納骨法要などお墓で営む法要だけを、決まった寺院に依頼する仕組みです。法要のたびに寺院を探す必要がなく、安心して任せられることから、利用する方が増えています。墓檀家になると、宗派が違っても檀家にならずに寺院墓地にお墓を建てることができます。

宗派を変えずに寺院墓地が使える、法要を依頼できるなど、利用する側にとって便利な制度です。まだ対応している寺院は多くありませんが、今後広がりが期待される仕組みです。

まとめ

永代供養と檀家について、檀家制度の中身やメリット・デメリットとあわせてご紹介してきました。

寺院との密接なつながりを持つ昔ながらの檀家制度は、今日では負担に感じる方が増えています。とはいえ、歴史ある寺院も時代の流れに沿った管理体制を整えつつあります。永代供養を選ぶ際は、寺院・霊園にこだわりすぎず、幅広く情報を集めてご判断ください。

RELATED

関連コラム

資料請求(無料)LINE相談