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お墓や納骨を考えたとき、永代供養という選択肢があります。
永代供養は比較的新しい供養方法のため、インターネットやチラシだけでは分かりにくい部分があります。申し込みを考えているなら、納骨方法や実際のお墓の様子も気になるところです。お墓は一生に一度の買い物です。特別な事情がない限り、現地を訪れてご確認されることをおすすめします。
この記事では、永代供養の見学について、事前確認・見学時のチェックポイント・持ち物やマナー・よくある質問を順にご紹介します。
永代供養とは?
永代供養とは、霊園や寺院が永代にわたってご遺骨を供養・管理することです。お墓を承継する方がいなくなっても、霊園が継承者に代わってお墓を維持・管理します。
通常のお墓は、永代使用料を納めて墓地の使用権を得たうえで墓石を建て、管理料を納めながら親から子、子から孫へと受け継いでいくものです。近年は少子高齢化などで、承継が難しくなっている方が増えています。
永代供養は、そうした現代に寄り添った、比較的新しい供養方法です。
永代供養を申し込むなら、寺院・霊園・施設への見学は必須!
お墓の形式は多様化しています。実際の供養・運営・管理のあり方は、霊園・寺院ごとに異なります。納骨堂も納骨方法が多岐にわたるため、特別な事情がない限り、申し込み前の現地見学は必須と考えてください。
できれば複数の施設を見学し、比較検討されることをおすすめします。
見学前に確認すべき点
見学前に確認しておきたいのは、次の7点です。
- 宗教の確認
- 納骨方法の確認
- 価格の確認
- 事業形態の確認
- 開いている時間帯の確認
- 参拝方法の規定の確認
- 交通経路の確認
各項目についてご説明します。
宗教の確認
永代供養は宗教・宗派を問わない施設が多い一方で、寺院墓地では特定の宗派の檀家になることを条件としている場合があります。納骨堂でも、供養を担当する寺院の宗派が影響することがあります。
宗教による制限には、主に次のような類型があります。
- 特定の宗教以外は納骨不可
- 特定の宗教と親和性の高い宗派以外は納骨不可
- 生前の宗教は問わないが、納骨後の供養・法要は特定の宗教・宗派に沿って行われる
- 宗教・宗派は一切問わない
近年は寛大な寺院・霊園・施設も増えていますが、宗教の取り扱いは事前に調べておきましょう。
納骨方法の確認
納骨方法も重要なチェックポイントです。
永代供養の納骨方法は、骨壺から出して他の方のご遺骨と一緒に埋葬する合祀と、骨壺のまま納めるお骨安置の2種類に大別されます。合祀は費用を抑えやすく、お骨安置は改葬が可能です。
注意したいのは、お骨安置の多くに一定の契約期間が設けられ、期限後は合祀に切り替わる施設がほとんどである点です。お骨安置をご検討の方は、契約期間も事前にご確認ください。
価格の確認
永代供養は一般的なお墓より費用を抑えやすいとされますが、納骨方法・お墓の種類・プランによって金額は大きく変わります。
見学候補を絞る際は、おおよその予算を立てて、予算に合う施設を選びましょう。
事業形態の確認
見学先を決める前に、事業形態も押さえておきましょう。大きく3つに分かれます。
- 寺院などの宗教団体:従来のお墓に思い入れのある方や、丁寧な供養を望む方に向いています。宗教・宗派に制限がある場合もあります。
- 自治体が経営する公営施設:安定した運営と比較的リーズナブルな価格設定が魅力で、宗教・宗派の制限も少なくなります。人気の区画は抽選となり、希望の場所に納骨できない場合もあります。
- 民間団体:サービス・設備・アクセスは充実している傾向にあります。宗教・宗派の制限も少なく、低価格も魅力です。長期契約となる永代供養では、運営の安定性を見極めたいところです。
開いている時間帯の確認
屋内施設が多い納骨堂は、閉館時間が決まっていることがほとんどです。屋外の霊園や寺院でも、お参りできる時間帯や休園日が設けられている場合があります。
納骨堂は、おおむね9時頃から18時頃が開館時間で、平日と休日で設定が異なることも珍しくありません。年中無休の施設もあれば、年末年始を閉館日としている施設もあります。
お参りのタイミングは、ご家族や親戚の考え方で異なります。それぞれの希望を踏まえ、お参り可能な時間帯を確認しておきましょう。
参拝方法の規定の確認
参拝方法の規定も事前にご確認ください。
納骨堂など屋内のお参りでは、火気厳禁の施設もあります。屋外でも、合祀を選んだ場合はお参りの仕方が一般的なお墓とは異なります。
従来のお墓参りに思い入れのある方にとって、参拝方法は重要なポイントです。
交通経路の確認
不慣れな土地では道に迷いがちです。気になる施設が見つかったら、ご自宅からの経路を事前に確認しましょう。
公共交通機関なら本数や乗り換え回数、お車なら経路や駐車場の有無がポイントです。最寄り駅から送迎バスを運行している施設もあります。
10年後、20年後のお参りについても考えておきましょう。永代供養は長期の契約です。お車に乗れなくなったり、足腰が弱くなったりする可能性もふまえて、通いやすい場所を選びたいところです。
見学の申し込み
多くの施設では、電話やホームページから見学を申し込めます。希望日をお伝えし、予約のうえで訪問されることをおすすめします。
具体的な申し込みから見学までを3段階でご紹介します。
ステップ1
希望条件に基づいた寺院・霊園・施設に関する情報を収集する
予算・立地・納骨方法・宗教などの希望を整理し、条件に合う施設の情報を集めます。
ステップ2
気になる寺院・霊園・施設に見学のお問い合せをする
気になる施設にお問い合わせをします。複数の施設を見学したい場合は、お墓の仲介会社や終活関連の会社で申し込めるバスツアーもおすすめです。一度に複数を見学でき、比較検討しやすくなります。
ステップ3
気になる寺院・霊園・施設に見学のお問い合せをする
気になる施設にお問い合わせをします。複数の施設を見学したい場合は、お墓の仲介会社や終活関連の会社で申し込めるバスツアーもおすすめです。一度に複数を見学でき、比較検討しやすくなります。
見学の際の持ち物やマナー
見学時の服装・持ち物・マナーをご紹介します。
見学する際の服装
苑内を長時間歩く可能性があるため、動きやすい服装と履き慣れた靴でお越しください。お参りに来ている方もいらっしゃいますので、華美な服装は避け、落ち着いた装いを心がけましょう。
見学の際の持ち物
あると便利な持ち物をご紹介します。
・メモ帳と筆記用具
担当者と話した内容、気づいた点、交通経路や所要時間などをメモしましょう。スマートフォンのメモ機能でも構いませんが、書き加えるには手書きのほうが便利です。配布されるパンフレットに直接書き込むときにも筆記用具が役立ちます。
・カメラ
設備や周辺環境を、あとで検討しやすいように画像で残しておきましょう。スマートフォンのカメラはシャッター音が鳴るため、可能であれば通常のカメラをご用意ください。
・その他
配布資料を入れるクリアファイルや大きめのバッグがあると便利です。お墓の購入を検討されている方は、墓石の方角を確認する方位磁石や、区画の広さを測れるメジャーもあると役立ちます。
見学の際のマナー
お墓は神聖な場所です。静かに見学することを心がけましょう。納骨堂など屋内施設では声や物音が響きやすいので、特に注意してください。
スマートフォンは電源を切るかマナーモードにし、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
見学の際のチェックポイント
見学時のチェックポイントは、事前確認と同じ7点です。
- 宗教の確認
- 納骨方法の確認
- 価格の確認
- 事業形態の確認
- 開いている時間帯の確認
- 参拝方法の規定の確認
- 交通経路の確認
事前情報との相違がないかを確認し、疑問点は担当者に聞いて解消しましょう。
設備や環境に加え、現地でしか分からない雰囲気も大切です。広さ・明るさ・におい・風なども体験し、ご自身に合う永代供養先を選びましょう。
見学に関わるよくある質問
永代供養の見学について、よくある質問を3つご紹介します。
Q.見学は、突然行っても大丈夫ですか?
A.多くの墓地や霊園は、開園時間内であれば自由に見学できます。ただし、説明を受けながら苑内を回りたい場合は、所定の方法で事前予約が必要です。
Q.見学の所要時間はどれくらいかかりますか?
A.説明を受けながらの見学では、1件あたり最短で30分ほどです。担当者が、お墓や納骨堂をご案内しながらご説明します。
Q. 見学をしたら、契約しなければいけませんか?
A.見学はお墓を選ぶためのひとつの手段です。必ず契約しなければならない施設はありませんので、ご安心ください。
まとめ
永代供養の見学について、注意点と見るべきポイントをご紹介しました。
お墓は高価な買い物で、購入してからが長い契約です。だからこそ、事前にしっかりと下調べをし、納得したうえで申し込むことが大切です。見学はご自身の目で苑内を確認できる機会ですので、一度は訪れておきましょう。
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