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偲墓 — 故人を偲ぶ途切れない供養のカタチ

コラム

『お墓じまい』から『卒墓』へ

読了約3分

墓じまいとは? 墓石・供養の業界では近年『お墓じまい』と言う言葉を多用しています。 少子高齢化・核家族化・宗教観の変容によりお墓に対する考え方も変わり お墓を継ぐ者がいない、子どもに負担をかけたくないなど、様々な事情によりお墓の引っ越しや処分を検討される方が増えてきています。 その、お墓の処分の事を『お墓じまい』と呼んでいます。

目次+
  1. 01墓じまいとは?
  2. 02墓じまいは後ろめたいこと?
  3. 03「お墓じまい」というネガティブな言葉
  4. 04供養のカタチではなく、気持ちに寄り添いたい
  5. 05「終い(しまい)」から「卒業」へ

墓じまいとは?

墓石・供養の業界では近年『お墓じまい』という言葉がよく使われています。

少子高齢化・核家族化・宗教観の変容により、お墓に対する考え方も変わりつつあります。お墓を継ぐ者がいない、子どもに負担をかけたくないなど、さまざまな事情からお墓の引っ越しや処分を検討される方が増えています。

そのお墓の処分のことを『お墓じまい』と呼んでいます。

墓じまいは後ろめたいこと?

ご相談を伺うなかで、『お墓じまい』をすることはご先祖や先人に申し訳がないと感じている方が少なくありません。

なぜ、そうした感情になるのでしょうか。

「お墓じまい」というネガティブな言葉

私たちは『お墓じまい』という言葉に注目しました。お墓を「終い」にする、お墓を仕舞う。そこから『お墓じまい』という言葉が生まれています。

一方で『お墓じまい』を検討されるご利用者様は、これから先も途切れることのない供養のために、今あるお墓の形を変え、供養を続けていこうとお考えです。つまり、前向きな気持ちでお墓を仕舞っていらっしゃるのです。

そう考えると、終いにする『お墓じまい』は業界側の視点でつくられた言葉であり、先祖供養を大切にされるご家族の本来の気持ちとは正反対の言葉ではないか。そう気づきました。

供養のカタチではなく、気持ちに寄り添いたい

長年この業界に携わっていると、供養される方の気持ちを忘れ、供養のカタチだけにとらわれることがあります。多様化が進む現代、供養のカタチもさまざまです。

それでも、供養する方の気持ちに変わりはありません。故人を偲び、思いを寄せ、心残りを少しでも晴れやかにするために供養する。その気持ちに寄り添いお応えすることが、供養に携わる私たちの役目だと思います。

「終い(しまい)」から「卒業」へ

そこで、後ろ向きに聞こえる『お墓じまい』という言葉を使うのをやめようと考えました。

これから先も途切れない供養のために、今あるお墓・供養のカタチから、新たなお墓・供養のカタチへ転換する。現状のお墓・供養から卒業し、新たな未来へ向かって歩み出す。

その思いを込めて、『卒墓(そつぼ)』と呼ぶことにしました。

私たちは、故人への途切れない供養のために『卒墓』をすることを、素晴らしいことだと考えます。『偲墓(しぼ)』という新しい供養の仕組みも、その想いを実現するために生まれました。どうか後ろ向きな気持ちにならず、ご相談いただければと思います。

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