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偲墓 — 故人を偲ぶ途切れない供養のカタチ

コラム

ペットと一緒に永代供養?!愛しいペットと一緒に眠れるお墓を探そう!

読了約8分

近年、ペットは家族を癒す愛玩物から、大切な家族の一員へと変わってきました。そのため、長い時間を家族同様に過ごしてきたペットと、離ればなれになるのは辛いと考える方は少なくありません。 そんな愛情あふれる方が、ペットと一緒に眠れるお墓をお探しなら、ご安心ください。ちゃんとあります。それも通常のお墓だけではありません。

目次+
  1. 01永代供養について
  2. 永代供養墓とは
  3. 03ペットの永代供養について
  4. 04人間と同じお墓にペットは眠れる?
  5. 法律上は問題なし、ただし注意点あり
  6. では、宗教的には?
  7. 最終的には寺院・霊園の管理規定による
  8. 先祖代々のお墓にペットは納骨できる?
  9. ペットのお墓に一緒に入れる?
  10. 10ペットと一緒に眠れるお墓を探そう!
  11. ねらい目は民営墓地、寺院はご住職の考え方ひとつ
  12. 12ペットと一緒の永代供養は可能?
  13. 13まとめ

近年、ペットは家族を癒す愛玩物から、大切な家族の一員へと変わってきました。家族同様に長い時間を過ごしてきたペットと離ればなれになるのは辛い、とお考えの方は少なくありません。

ペットと一緒に眠れるお墓をお探しでしたら、ご安心ください。通常のお墓だけでなく、半永久的に供養してもらえる永代供養のお墓もあります。

この記事では、ペットと一緒の永代供養について順にご説明します。

永代供養について

永代供養とは、ご遺骨の永代にわたる供養と、お墓の維持・管理までを寺院や霊園に任せられる埋葬方法です。

従来は承継者が途絶えた方や身寄りのない方のための供養方法でした。しかし近年は、承継者がいてもご遺族に負担をかけたくないという理由から、永代供養を選ぶ方が増えています。

永代供養墓とは

永代供養墓とは、永代供養が備わったお墓全般のことです。

多くは、施設側が用意した石碑などの元に、ご遺骨を骨壺から取り出して埋葬する合祀というスタイルです。合祀墓や合葬墓とも呼ばれます。ただし、合祀墓だけが永代供養墓ではありません。納骨堂、樹木葬、個人の墓石が持てる家族墓もあります。

永代供養墓と先祖代々のお墓との大きな違いは、承継者を必要としない点です。また、個別に納骨した場合でも、一定期間を経て合祀されることが特徴です。

寺院や霊園がご家族に代わって墓守の役割を担う永代供養墓は、ご自身が亡くなってからも末永い供養を望まれる方に選ばれています。

ペットの永代供養について

永代供養には、ペットのためのお墓もあります。

他の方のペットと合葬される合祀スタイルの施設が多いものの、一般のお墓のように墓石を設けられる施設もあります。デザインもさまざまで、肉球型の墓石をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

別途お布施が必要ですが、事前に予約すれば納骨の際にご住職に読経してもらうこともできます。

人間と同じお墓にペットは眠れる?

ひと昔前なら、ペットと同じ墓は認めないとする墓地が一般的でした。

ここからは、この記事の要となる「ペットは人間と同じお墓に眠れるのか」について、さまざまな視点からご説明します。

法律上は問題なし、ただし注意点あり

ペットなどの動物の遺体は、法律上、一般廃棄物として扱われます。

ペットを愛する方にとっては受け入れがたい表現ですが、ペットのお骨は端的に「モノ」として扱われるということです。

そのため、ペットのお骨をお墓に入れることは、お墓に故人の遺品を入れることと同じ意味になります。お墓に「モノ」を納めることを禁じたり、許可を要したりする法律はありません。

したがって、法律上は、人間のお墓にペットのお骨を埋葬しても問題ありません。

ただし「墓埋法」には「国民の宗教的感情に適合し」という一文があります。ペットの納骨が他の利用者の宗教的感情に適合しないと判断された場合、墓地の管理者はペットと人間が同じお墓に入ることを拒否できる、ということです。

以上を踏まえると、ペットと一緒のお墓に眠るには、法律上は問題ないものの、墓地管理者の許可が必要ということになります。

では、宗教的には?

寺院の墓地に限らず、故人の供養は仏教の教えに基づいて行われます。

仏教には、生き物が業の結果として輪廻転生する「六道(ろくどう)」という考え方があります。六道とは生まれ変わりを繰り返す6つの迷いの世界を意味し、天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道の6つがあります。ペットは畜生道に分類されるため、人間道の「人」と同じ扱いにはなりません。

さらに、輪廻転生では、悪行をすると次の生まれ変わりで「畜生道」に生まれ変わるという教えもあります。このため、一緒のお墓に入ることを倫理上良しとしない考え方があります。

また浄土真宗では「南無阿弥陀仏」と唱えることで浄土へ行けるとしていますが、動物は唱えられないため成仏できないとされます。こうした考えから、ペットと人間の共葬は受け入れがたいとされがちです。

一方、仏教には、自分が積み重ねた功徳を相手にふりむけて与える「回向(えこう)」という教えもあります。同じ浄土真宗でも、人間が唱える「南無阿弥陀仏」をペットに「回し向け」ることで、ペットも浄土に行けるという考え方です。

加えて「供養を行うことで動物であってもすぐに極楽浄土にいける」という解釈もあります。すべての寺院がペットとの共葬に否定的というわけではありません。

最終的には寺院・霊園の管理規定による

法律上は、ペットとの共墓に対応している寺院・霊園であれば共葬は可能です。ただし、規約で禁止されている墓地では共葬はできません。

したがって、ペットと一緒のお墓に入れるかどうかは、寺院・霊園の管理規定次第ということになります。

先祖代々のお墓にペットは納骨できる?

法律上、共墓に対応している霊園・寺院であれば可能です。ただし、先祖代々のお墓にペットを納骨できるかどうかは、そのお墓がある墓地の管理規定によります。

規約で禁止されている場合は、その墓地での納骨はあきらめざるを得ません。

ペットのお墓に一緒に入れる?

ペットのお墓は、人間のご遺骨を後から入れることを想定していません。

ただし、共墓できるスペースを設けているペット霊園であれば、後からの共葬も可能です。ペットと共墓できることを謳っている霊園であれば、もちろん可能です。

すでにペット専用霊園に納骨されている場合は、共葬に対応しているか問い合わせてみましょう。

ペットと一緒に眠れるお墓を探そう!

現状では、ペットと一緒に眠れるお墓はそれほど多くありません。しかし近年、ペット対応の霊園は確実に増えています。

ペット専用区画を設けるだけでなく、全区画でペットとの共葬を認めているところもあります。飼い主様とペットのみが入るための樹木葬を用意している霊園もあります。

ねらい目は民営墓地、寺院はご住職の考え方ひとつ

民営墓地は、宗教的な制約が緩い傾向にあります。他の墓地と比べて、ペットとの共葬を受け入れているところを見つけやすいといえます。

寺院でも、ご住職の考え方によるところが大きいため、菩提寺に相談してみるのもよいでしょう。

なお、自治体が運営する公営霊園では、ペットを埋葬することはできません。

ペットと一緒の永代供養は可能?

ペットと一緒の永代供養は可能です。まだそれほど多くはありませんが、徐々に増えています。

ペットと一緒に永代供養をしてくれる霊園では、動物が苦手な方への配慮から、区画を分けてペットとの永代供養エリアを設けているケースが多く見られます。

ペットと一緒に入れる樹木葬霊園もあります。樹木葬は文字通り、樹木を墓標としたお墓です。個別型と合祀型があり、合祀型の場合、人のご遺骨とペットのお骨を一緒にすることに抵抗がある方もいるため、同じ霊園内の別区画に合祀されることが多くなっています。

納骨堂にも、ペットと一緒に入れる施設が比較的多くあります。寺院の敷地内であっても、一般墓ではペットを禁止していても、納骨堂なら対応できるという場合もあります。

まとめ

ほんの少し前までは、人のお墓にペットが入ることはタブーとされていました。しかし近年、ペットは家族の一員となり、人と同じように扱うことが当たり前になってきています。そのニーズに応えるように、寺院・霊園でペットのお墓を用意するところが増えています。

ペットと一緒に入れる永代供養墓も、確実に数を増やしています。あきらめずに探してみてください。ご家族が納得できるペットとの終の棲家が、きっと見つかるはずです。

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